遠近法を発見したブルネレスキは八角形の洗礼堂を写生し、その絵を鏡にうつして見せる実験をしました。その八角形の洗礼堂の眼の高さを変えた見え方を、36日目でやった2本の平行線を利用するやり方でつくります。もっと簡単に立面図と平面図を利用した方法で見え方を描きます。それを立方体の見え方の描き方にも応用します。もしかしたら、ブルネレスキはこのやり方で、洗礼堂の見え方を描いたのかもしれません。

 

     容量の関係で、画像(JPG)の解像度を落としているため、図や文字が不鮮明ですが、本の図や文字は解像度がはるかに高く、鮮明な文字と図版になっています。

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